長崎市で開かれていた「長崎ランタンフェスティバル」は5日閉幕した。15日間に計約92万人(前年比約5万人増)が訪れ、これまでで2番目の多さだった。
市観光政策課などによると、集客のピーク時は、アイドルグループHKT48の森保まどかさん(17)らによる皇帝パレードが行われた2月28日。あいにくの雨だったが、約14万3000人が足を運んだ。
市内主要宿泊施設の平均稼働率は期間全体で91・6%(同7・6%増)。世界新三大夜景の人気などを受け、休日・平日ともに90%を超えたという。中国などのクルーズ船4隻(同2隻増)も来航した。
今年の目標だった92万人を達成したことについて、市観光政策課は「宿泊者が多く、夜景と一緒にフェスティバルをじっくり楽しむ夜型観光が定着してきている」と語った。